チャンピオンズ準決勝第一戦

バルセロナのドクター陣が使えないのは輝かしい伝統です。
以下は結果含む。




今回は五分五分の試合だったように思います。
バルサが二連続の良いプレーでなんとか貴重なアウェーゴールをもぎ取りはしましたが
ミランも何度もゴールを脅かしていました。時間帯によってはバルサがボールを回せる
こともありましたがミランもうまく攻めることはできていました。数字的にはイーブン
でしたし最後の決定力があれば結果は逆だったかもしれません。インザーギの欠場は
大きかったように思います。ジラルディーノもけして悪い選手ではないのですが。
また今回はバルサキラーのシェフチェンコも不発でしたしピルロの調子も良くなかった
ように見えました。このあたりの不調がミランにとっては痛かったですかね。
がんばっていたのはスタムでしょうか。しっかり前と絡んでいて良かったのでは。
ちなみにミランがチャンピオンズのホームゲームで負けたのはセルタ戦以来のことだとか。
ミランの強さとともにかつてのセルタを少し思い出してしまいました。


バルサもデコは出場停止でマルケスが復帰直後だったりとけして万全ではなかったですが、
こういったチーム状況でも無失点に抑えて一点差でしのぎ切ったのは大きいでしょう。
守備は良い時期の安定感からは程遠い出来で運にも助けられましたがきちんと仕事を遂行
しましたし、中盤では先発に定着したイニエスタが素晴らしい働きを見せました。
オラゲールが負傷した*1のは厳しいですが同サイドのジュリーが調子を落とさなければ
ホームでも勝てるのではないでしょうか。デコも帰ってきますし。

*1:準決勝なのにわざとカードを貰ったのはなぜ？