フィギュアスケート・アイスダンスOD

とりあえず第3グループ以降を簡単に。結局は加筆なしになるかと思いますが。
以下はネタバレです。




CDでは点が伸びなかったなべきどこと渡辺・木戸組は今日もそこそこの演技。
このリンクでは意外に今回の衣装は合うかもなどと思いながら視聴していました。
ステップや繋ぎは良くなっているように感じましたがやはり厳しかったですね。
冒頭の木戸選手の動きは面白くて良い感じでしたし、雰囲気は悪くないと思うのですが。
その後のチャイ・サフ組はCDでチャイト選手が転倒してしまって出遅れていたのですが
ODでは見事に入賞レベルまで立て直してきました。DiSt以外はレベル4の演技。


そして上位が登場する第4グループ。
いきなりドロ・バナ組が男女ともに転倒した上にリフトで制限時間をオーバーして
ディダクション3という信じがたい演技となり、波乱の幕開けとなってしまいます。
直後のロシアの若手ドム・シャバ組は無難にまとめ、期待していたグル・ゴン組は
PCS30オーバーを出し、デロ・ション組もそこに続いたまでは良かったのですが、
その後のデン・スタ組がコンボスピンで痛恨のミスをして点数が伸びず。


それでも地元イタリアのカップルが2組いて盛り上がる最終第5グループ。
この組でも最初のマリ・パト組がリフトで落下。かなり痛そうだったので心配です。
FDは大丈夫なのでしょうか。良いプログラムですし影響がないことを祈ります。
さらに直後の地元ファイ・スカ組も転倒と停止でディダクション3と減点大会に。
最終組は製氷後だというのにこのリンクの氷はどうなっているのでしょうか。
あまりの失敗ぶりにアイスダンスだというのに緊張しながら見る羽目になりました。
それでも世界王者ナフ・コス組はイタリアのカップルに挟まれるというきつい滑走順も、
連続して転倒する組が出た嫌な流れも吹き飛ばすような貫禄の演技。
さすがにナフカ選手は転ぶ感じがしませんでしたね。まあコストマロフ選手に関しては
少し心配でしたが、慎重に滑った結果、本来の出来ではないながら無事終了して1位に。
しかし地元の期待を背負うフー・マル組の演技が今日も微妙。
最初のツイズルでずれコンボスピンが入らず今日もいまいちだったなと思っていたら
最後のリフトではなんと転倒。演技終了後に恐ろしい雰囲気になっていました。
まあ前回五輪でも転倒しているわけですし、これでは何のために戻ったのかですよね…。
それでもPCSは29点台が出ましたがFD最終組から落ちてしまいました。この時点で6位。
最終滑走のベル・アゴ組の演技が悪かったらひどい最終組になるところでした。
しかしこの組は見事な演技。アゴスト選手が上手なのでわりと安心して見られました。
容姿はベルビン選手の方が良いと思いますがアゴスト選手はやはりカッコいいですね。
明らかに悪い空気の中でもしっかりと自分たちの演技をしてくれたと思います。
その点でODではナフ・コス組よりも良かったと言えるのではないでしょうか。
ここでは残念だったのは演技中に放送時間延長のテロップが入ったことだけです。
まだ残っている組がいて延長はわかりきっているのだから演技前に入れてほしかった…。


波乱が続くアイスダンス。このリンクにはがっかりですが五輪はまだ続きます。
明日のFDではどの組も本来の自分たちの演技が出来ることを祈ります。