チャンピオンズ・ノックアウトラウンドの結果
今日もまだ全て見ることはできていませんが。
ファーストレグの前はバイエルンかと思っていましたが結局はミランにやりたいことを
やらせてしまいました。ファーストレグの後半あたりから明らかに良くない感じです。
バイエルンはもう少しできるかと思いましたがボールを運べるのはボックスの外までで
ミランの最終ラインを脅かすには至りませんでした。ミランが中盤から前線にしっかり
ボールを出すことができていたのと対照的で中盤で負けた感じでした。
同じイタリア勢と戦った昨日のヴェルダーと違って内容も結果も完敗です。
またピッポが現在の好調そのままにドッピエッタ。やはりバイエルン相手には強いです。
イスマエルでは止まりませんでしたね。シェヴァが外したもののPKもゲットしましたし。
バイエルンが前へ行こうとしたところできっちり仕事をしたという印象。リッピ監督が
来ていたそうなので今の調子なら代表復帰も見えてきたのではないでしょうか。
ドイツの人は代表もイタリアに負けブレーメンもユーベに惜しくも敗れたあとなだけに
やり切れない思いでしょうね。
- マドリ対アーセナル
無得点でエンパテとは思えない強烈な試合でした。ただ得点が入る日ではなかっただけ
だと思います。特にアーセナルの高レベルに保たれたテンションは素晴らしかったです。
その意味ではアンリが良く引っ張っていた印象で、これには驚きましたね。
マドリは右でウイングのような高い位置取りだったベッカムが消えていて、サルガドが
何とかしようとしていたものの、攻撃はジダンやロベルト・カルロスが頑張った左から
という印象が強かったのですが、そこもアーセナルのエブエとフレブが素晴らしかった
ので厳しかったです。後半になるとジダンのガス欠とポジションの変化があったために
さらに顕著でした。ロナウドも明らかに重く、戦前に不安視されたアーセナルの守備を
破ることが出来ずじまいでした。戦術的にマドリがロングボールでアーセナル守備陣を
攻略するのは無理があるという事もありますが。ただベッカムとロナウドは代えた方が
良かったでしょう。ラウルも運がなかったですし途中交代で入った選手は試合の流れに
うまく乗れていませんでしたので交代選手が違っても活きたかどうかはわかりませんが
ロペス・カロ監督は二人と心中したというイメージですね。
守備陣は特にセルヒオ・ラモスがダメで崩され続けてはいましたがアーセナルのミスに
助けられてなんとか無失点に抑えたので、得点さえ取れれば可能性はゼロではなかった
でしょうがトータルの試合内容から言うと敗退も当然でしょう。ただ試合中も言われて
いましたがファーストレグほどの低調さは感じませんでした。ただ11人トータルの力が
残念ながらアーセナルと比べて不十分でしたね。
最後のカシージャスの攻め上がりは泣けてきました。ピレスのシュートが入っていても
責められないでしょう。ここで負けてはいけないという気持ちを感じさせられました。
ラウルがすでに交代した後だったという悲しさも感じましたが。
ミラン戦の決着がついた60分からしか見ていませんが最初から見直す気が起こりません。
どうやらリバプールの決定力不足は深刻ですね。見始めた時点で3点必要な状態でしたが
全く得点の気配がしませんでした。シセはゴールから遠いですしモリエンテスもダメ。
ルイス・ガルシアも相変わらずでした。実況・解説によると前半はもう少しましだった
ようでハイライトを見ると決定機もあったようですが最初から見るのは辛いでしょうね。
ベンフィカは見事な戦いぶりでした。シモンやクーマン監督の頑張りは嬉しいです。
- リヨン対PSV
未見です。PSVにとってはコクーが前半で退場してしまい、その後ティアゴに2点目を
奪われたのが決定的でしょうか。数字的には一方的ですね。
リヨンは昨シーズンの借りを返しましたがジュニーニョが出場停止なのは痛いですね。
とはいえこれで3年連続ベスト8と完全に常連と言える位置まで来ました。リーグ戦も
ほぼ決まりですし、まだまだ楽しみなチームですね。試合は週末に見てみます。