FIFAワールドユース2005 ナイジェリア対オランダ

昨日の日記で予告した日本時間26日未明の3試合の感想です。
まずはナイジェリア対オランダです。以下は結果を含みます。


ナイジェリア 1-1 オランダ  ※PK戦の結果10-9でナイジェリアが勝ち抜け


ナイジェリアが開催国オランダを破り、準決勝でのアフリカ対決が実現しました。
前半と後半の立ち上がりにそれぞれ秒単位の時間で得点が入るという非常に珍しい試合は
PK戦までもつれ込んだのですが、これも12人ずつが蹴るという最後まで珍しい展開でした。
しかし、120分間の試合内容そのものはあまり良くなかったように思います。
オランダは中盤のキーマンであるマドゥロが全く機能せず、エースのバベルも不発。
倉敷さんと粕谷さんのがんばっていないというお話は確かにその通りでしょうね。
失点に絡んでしまったものの右サイドで堅い守備を見せ続けたティーンダリや、
同じ右サイドで積極的だったフィンケン、中盤のクライスは本当に良くやりましたから。
ただ、この大会だけでも5試合目ということで電池切れする選手も出るでしょう。
不甲斐ないとの思いは私にも強くありますが、これは仕方がないのかなとも思います。
ナイジェリアは初見でしたがとらえどころのないチームでよくわからなかったですね。
個人的にはPK戦でのお行儀の悪さで評価を下げているのですが、タフではありますね。
ロッコとの対戦はどうなるかわかりません。絶対的な強さはどちらにも感じないです。