日本の代表者たち
やっとユースのベナン戦とコンフェデレーションズカップのメキシコ戦を見たのですが、
いまさらなので簡単に思ったことを羅列するのみで。
兵藤のミスから先制されたわけですが、その後も緩慢なのが気になりました。
「ミスは自分で取り返せ」とか「追え」とか日本の指導者は言いそうと思っていたのですが
その認識は間違っていたようです。理屈の上でも決して間違っていないと思うのですが。
後半は選手交代もあって中盤が少しずつですが機能しはじめた感はあったのですが、
それは先発が間違っていたということでしょう。水野はなぜ使ってもらえないのですか。
選手交代の評価というのは難しいのですが、私は評価できかねました。
あと梶山が残念でした。期待しているのですがなかなかうまくいっていないですね。
終盤は消極的で残念。特に退場で数的有利になってからの攻めには納得いかないですね。
確かに選手交代は背中を押すようなものではなかったように思われましたが、
若い選手たちなのだからリスクを負ってもっとどんどん攻めてほしかったです。
オランダ戦もそうでしたがロングボール多めなので慣れていないのでしょうが
数的に不利になった相手に対してはボールを回して隙を突く攻めが見たいところです。
とにかくオーストラリア戦は勝つしかありませんので良い攻撃を見せてもらいたいですね。
- コンフェデレーションズカップ 対メキシコ戦 1-2
双方が中澤とラファ・マルケスという守備の柱を欠いての一戦。
以前に触れたグアダラハラ・チバスの選手たちもドイツに来たものの出番はなし。
しかし残念なことにごく普通のいつもの日本のサッカーをやって普通に負けました。
三都主は軽い感じでしたが他は悪くなかったと思います。むしろ加地は良かったです。
ですが素晴らしいカウンターで先制するも(本当に柳沢と加地はどうしたのでしょうか)
基本的にはメキシコにペースを握られていました。中盤でボールを回されている状態。
もう少しラインを上げてプレスしないと全く効果は上がらないでしょうね。
DFと守備的MFとの間の約束事が全くなさそうなのは精神的にきついです。
それが露呈したのが同点にされた場面で、下がる一方のDFラインとMFとの連携がなく
バイタルエリアで余裕を持って狙われてミドルシュートを打たれて同点に。
アジアでは通用してもこんなひどい守備では北中米ですら通用しないということでしょう。
もっとしっかり相手にあたるとかパスコースを消すとか基本的なことをしましょう。
また守備のみならず攻撃でもポゼッションサッカーなどやはり無理だったようです。
守備がスタートなのだから当然といえば当然ですし、いまさらな話ですが。
もしジーコがこれからもショートパスを回してのポゼッションを志向するならば
今回のメキシコくらいは組織と戦術ができて、選手の意識も変わらないといけません。
では逆に今の日本にカウンターサッカーが出来るかといえばこれも微妙なところです。
今回は小笠原→加地→柳沢と実に見事につながって得点もうまれましたが
普段からカウンター気味の連動を練習しているわけではないでしょうからね。
とにかく3連敗だけはやめていただきたいので、がんばってほしいです。