キーワード作成の一助として(その2)

>id:encyclopectorさま

セリエA

>2005-2006シーズンから20チームによる総当たり戦とするため、〜(以下省略)


セリエAが20チームで争われるようになったのは04-05シーズンからです。
以下にデータを出しておきます。

このシーズンは順位決定プレーオフ*1こそあったがセリエAから4チームが自動的に降格し、
セリエBからも代わりに4チームが自動的に昇格するという単純なルールであった。
セリエBへの昇格およびC1への降格も4チームが自動的に昇降するはずであったが、
結果だけ述べればセリエBから降格したのは財政的に問題があったコセンツァのみ。
さらにC1上位4チームだけでなくC2優勝のフィオレンティーナまでBに昇格した。

このシーズンはセリエA下位3チームのモデナ、エンポリ、アンコナが自動的に降格し、
加えてプレーオフで負けた15位のペルージャも降格して計4チームがセリエBへ。
セリエBからの昇格は上位5チームのパレルモカリアリリボルノメッシーナアタランタ
に加えてプレーオフペルージャに勝った6位フィオレンティーナの計6チーム。
ちなみにセリエBからC1への降格はこれまでどおり下位4チームが自動的に降格。

セリエBへは下位3チームのボローニャブレシアアタランタが自動降格。*2
セリエAへは上位2チームのジェノアエンポリは自動昇格。
もう1枠は3位から6位までのプレーオフの末にトリノに決定し計3チームが昇格。
ちなみにセリエBからの降格も下位3チームは自動降格だったが、
残り1枠は18位と19位のプレーオフで決定した。

リーガ・エスパニョーラ

こちらはデータだけではありません。
最近のデータだけでは読みきれない分は記憶に頼っています。

  • 順位決定

順位はだいたい当該成績で決まってしまうが、アウェイゴールのルールはないため、
04-05のアトレチコ・マドリとサラゴサのように当該成績が2引き分けで差がつかず、
両チームのリーグ戦通しての得失点差で順位が決まることもある。
ちなみにアトレチコが40得点34失点で得失点差+6
    サラゴサ が52得点57失点で得失点差-5
それでも順位がつかない時にリーグ戦通しての総得点を比べることになるはず。
したがって当該成績>リーグ戦通しての得失点差>同じく総得点の順になろう。


ちなみに当該成績は勝ち点が並んだ場合にその全てのチームが対象になるため
04-05シーズンでもデポルティボアスレティック・ビルバオ、マラガが
これら3チーム間の当該成績(全6試合)で順位を決定した例がある。
この場合は当該チーム間2勝2分で勝ち点8のデポルティボがこの中で最上位の8位になる。
勝ち点4の残りの2チームは当該チーム間の得失点差も同じ-1で差がつかないが、
その場合は次にリーグ全体の得失点差が適用されて順位が決定するはず。*3
そしてリーグ戦通してのの得失点差+5のアスレティック・ビルバオが9位になり、
同じく-8のマラガが10位になるという流れになるように思う。

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私の文章が下手(というか言葉足らず)で前回はうまく伝わっていなかったようです。
あとリーガの順位決定に関してはまとまっているところが見当たらなかったので、
データと記憶をすりあわせて書いているところがあるので間違っていたらすいません。

*1:レッジーナアタランタ

*2:勝ち点が並んだため順位決定プレーオフは行われた

*3:CLと同様に当該チーム間での総得点は比べなかったかと